こんにちは。そんあじです。
語学堂留学を経て、韓国の大学院を卒業した元韓国留学生の私が、日本に行ったら買って帰りたい商品、持って行ってよかったなと思う商品、逆に要らなかったもの、長期滞在時にお土産で持ってきてもらったら本当に嬉しかったものを紹介します。
今から韓国留学に行く方、韓国留学中の家族や友達に日本から何を送ってあげればよいのか迷っている方はぜひお読みください。(広告を含みます)
持っていくべきもの
◎ラップ
一人暮らしでもミニ炊飯器を購入し、ご飯は自分で炊くのが経済的です。
韓国のコシテルでは大家さんが炊飯してくれて自由にご飯が食べられるようになっている所が多いため、おにぎりにしたり、冷蔵・冷凍したりする際にラップが使えます。
学生街ではない普通のスーパーマーケットは家庭用の、アメリカンサイズの大きめサイズでの販売です。
そのため多すぎる野菜や食べ残した食材を包んだり、ほうれん草などを茹でて冷凍したりすることをお勧めします。
タッパーでも良いですが、コシテルやワンルームに備え付けの冷蔵庫や冷凍庫は小さいため、かさばるタッパーよりもラップの方が都合が良い場合もあります。
ラップはマートやDAISOで購入できますが…。韓国のラップは本当に切れません!!!
切ろうとするたびにビヨーンと伸び、カッター部分があるのになぜか切れず、ちぎって使うはめになってストレスです。荷物のスペースに余裕があるならぜひ持ってきてください。
日本のラップは質がいいですね。ラップ本体の購入も良いですが、繰り返し使えるラップケースもあります。
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S、Lなどサイズが様々あります。
人と被らないプレゼントだし、海外にお住いの方へのプレゼントとして、在外民は喜んでくれるアイテムです。
◎生理ナプキン
韓国の有名な某通販アプリで調べてみたところ、夜用の羽付きナプキンが12個入りで755円で日本より高いです。
もちろん韓国のオリーブヤングなど街中でも購入可能ですが、韓国のは値段が高いのと、質があまり良くないと個人的に感じました。
自分で使うものであれば、外袋を開けてスーツケースの空いたスペースに緩衝材として詰め込むといいと思います。
また普通のナプキン、タンポン以外の「シンクロフィット」などのアイディア商品は韓国では見かけたことがありません。分野問わずあったら便利なアイディア商品は日本ならではなので持って行っても◎。
◎レトルト食品・缶詰

留学中は一日中外国語に囲まれた生活で思っているより疲れます。
「今日は料理する元気が湧かないなぁ」という時に、電子レンジでチンのご飯と、レトルト食品があるだけで簡単に一食分になります。
留学が長くなった時にも、レトルト食品は手軽に「日本の物が食べたくて仕方ない期」の気持ちを少しだけ満たしてくれる味方でした。
もちろん韓国にもレトルトカレーやレトルトジャージャーソースもあります。
しかし日本より若干価格が高いことと、食べ慣れた日本のレトルト食品のほうが美味しいと感じます。
特に魚のレトルトおすすめ。肉ではないので海外に持ち込みOK。
ツナ缶は韓国のも美味しいですので、それ以外のもので、水煮以外にも味噌煮や様々な味があるといいです。
魚は一人だと焼くの大変だし、韓国で外で食べると焼き魚なのに結構お高い、あとはお魚の煮込みを外で食べると赤い味付けのこともあります。
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◎粉末やフリーズドライのスープ
食事としてはもちろん、夜食としても大活躍です。
味噌汁、クリーム系、春雨入り、中華系…などと様々な味があると良いと思います。
カップ入りはかさばりますので、お椀やマグカップで作る小袋タイプのスープがおすすめです。
自分では食べる場合は外箱を捨てればかさばらず、余ったスーツケースのスペースに詰め込むことが可能です。
もちろん韓国でも購入出来ます。
しかし日本より価格も高く、さらに個人的には口に合わないものもありました。
あと韓国のクリーム系は混ぜてもすごい粉がダマダマになったり…
日本並みに安くて洋食らしいものが食べれる場所が韓国にはあまり無いので、個人的には味噌汁などよりは、このような洋食系のスープが嬉しかったです。
これはカフェラテみたいなスティック版のスープ。少しでも荷物減らしたいので嬉しい。↓
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日本の味噌自体は韓国で買えるので味噌汁は比較的作りやすいのと、周りの日本人からお土産で頂く機会も多く溜まってしまいました。
このような和風スープのがありがたかったです。フリーズドライはやはり美味しい。

◎ポケットティッシュ、ポケットサイズのウエットティッシュ
韓国コンビニにもティッシュはあるのですが、大きすぎてズボンのポケットには入らないサイズです。日本の路上で配っているサイズはあまり見ません。ぜひスーツケースの隙間に緩衝材として詰め込みましょう。
日本でよく見るサイズのポケットティッシュ配りは韓国に住んでも遭遇したことはありません。
◎常備薬
外国の錠剤のサイズが大きすぎます。
白い錠剤が日本の整腸剤、オレンジ色の錠剤は韓国で購入したビタミン剤です。
粒の大きさの違いが伝わりますでしょうか?

他にも、韓国の薬局は日本のようにドラッグストアに並んでいるものから適当に選んで買ってくるのではなくて、薬剤師さんに症状を伝えて薬を選んで出してもらい、それを購入する方式だからです。
どんな症状があるのかを韓国語で説明するのは韓国語初心者さんにはちょっと難しいです。
服用方法の説明も、薬の箱ももちろん韓国語で記載されています。
初めのうちは心配ですので、日本にいる時から飲みなれて自分の体に合っている薬を持参することをお勧めします。
◎日本の調味料
私も留学前は「韓国料理は美味しいから食べ物の心配は無いはず」と思っていました。
しかし毎日となると飽きてきます。
いつも肉料理、肉の出汁(ダシダなど)の味ばかりだと、魚の出汁の味が恋しくなります。
ほんだし、めんつゆ、マヨネーズがおすすめです!
ほんだしは自炊した際の味付けに。
めんつゆは料理の味付けや、韓国で安価に購入できるそうめんなど茹でた際のつゆに使えて簡単な昼ご飯時に重宝します。
マヨネーズは大手韓国メーカーのものでさえ油の味で、卵の旨味やコク、適度な酸味が全く無いように個人的に感じ、日本のマヨネーズとは別物です。味が違うのでポテトサラダを作ってもコクが出ず、日本と同じ味になりませんでした。
日本のメジャーな調味料(味噌、醤油、マヨ、めんつゆ、ほんだし等)は韓国でも購入出来ますが、値段が高かったり、売られているスーパーに限りがあります。
韓国で見かけた日本の某マヨネーズの価格は6900ウォン(約710円)でした。

にんにくは韓国の方が美味しいです。フリーズドライ生姜は最近韓国でも手に入ります。
そのため青じそやミョウガなどの、日本ならではの調味料を持って行くもの良いです。
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物足りない韓国の納豆へトッピングしたり、韓国の脂っぽい肉へ載せたり。
未開封なら常温可能、軽くてかさばらないので在韓日本人へのバラマキお土産にもおすすめ。
マヨネーズやチューブ調味料は液体となり機内持ち込みが出来ませんので、預けるスーツケースに入れるように注意してください 。
◎歯ブラシ
日本帰国のたびに購入します。
かさばるプラスチック外包装は捨て、ジップロックなどの清潔な袋に歯ブラシを何本かまとめて入れればたくさん持っていけます。
韓国の歯ブラシはヘッドが3cm以上あるような大きいものばかりです。
細かいところまで1本1本磨けないために、ヘッドの小さい日本のものを持っていくのがおすすめです。
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韓国の歯医者は治療費は高いわりに、治療の質が悪いところが多く、日本くらいの値段で同じ質の治療を求めるのは難しいのが現実です。
なので虫歯などの歯のトラブルは事前に防ぐことが大切。
韓国では昼休みに必ず歯を磨く人が日本より多いのは、海外の方が歯の美への意識が高いことと合わせて、このような韓国の歯医者事情もあるのではないかと勝手に予想しています。
◎ウイダーインゼリー
日本ではコンビニで簡単に買えますが、韓国のコンビニどころかスーパーでも見かけません。
2年半は住んでいて、マートで類似品を1回しか見たことがないです。
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「ウォーターゼリー」と呼ばれるフルーツの飲むゼリーは韓国コンビニにある時はありますが、ウイダーインゼリーのようにエネルギーや、ビタミンが積極的にとれるものでなく、ただのお菓子のゼリーでした。
体調不良時に必要になるので、大切に保管しすぎて腐らせたこともあります。そのくらい貴重です。
一方カロリーメイトの類似品は、日本にある類似品と同じものを韓国のクーパンで買えました。
◎変わった飲み物や紅茶など
コーヒーはインスタントやカフェで簡単に入手できますが、紅茶の入手は難しいです。
韓国のアイスティーは甘く、桃の風味が付いたものが一般的です。
他にも、甘酒、おしるこ、牛乳と混ぜるポーション、ほうじ茶、はちみつ紅茶、ほうじ茶ラテ、お湯を注ぐだけの色んな味のスティックの粉(抹茶ラテやチャイとか)、レモネードの粉などの、魅力的で変わり種は韓国で買うことは出来ないです。
韓国にも韓国らしい美味しい飲み物も多いので、あくまで一人で家にいる時間や勉強タイムのお供のリラックス用!この日本の味があるだけでホッとします。
個人的にカップしるこが良かったです。お餅入りで小腹空いた時や夜食に重宝しました。
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カップでなくお椀にそそぐ袋タイプなら、かさばりません。
◎便利用品
レンジで調理系の道具などは日本の方が充実しています。
個人的にはレンジでゆで卵とか、レンジで米が炊けるマグカップとかを持っていけばよかったです。
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あとは100均にある調理道具以外にも、必需品でないけどあれば便利そうなものを余裕があれば持ってきても良いと思います。
◎文具
大学や大学院生はほぼパソコンを使うかと思いますが、語学堂生など手書きをたくさんする人へ。
重くもないので何本か持って行ってもよいと思います。
ジェットストリームなどは韓国の文房具屋にもありますが、日本よりは多少割高です。
あと韓国はファンシー雑貨みたいな飾りがついたペンや、ドイツなどの外国の文房具が多いです。
その他日本ならではのアイディア文房具が必要な方は持って行ってもよいかも。
ペン型のりとか、小さい折り畳みはさみとか?
要らなかったもの
◎防寒具
・コート
韓国の寒さは日本の寒さとはレベル違いで、日本の防寒具では真冬は太刀打ちできません…!
日本の雪国育ちの人は韓国でいういわゆる「ペディン」を着ているのかもしれませんが、わざわざ真冬用のかざばる分厚いアウターを日本から持ってこなくても韓国にはサイズも色も価格帯も豊富に揃っています。ペディンは無いと大変なことになるので、私は秋口に店頭に並び始めたころに安く購入しました。オンシーズンでない時期には、セールをしています。
・その他防寒アイテム
韓国では耳当てをしている人をほとんど見ません。私が「耳当てがほしい」と韓国人に言うと「何で…?フードをかぶればよくない?」と言われました。たしかに耳当てはしないでみんなフードをかぶっています。
ニットの帽子も韓国で購入可能です。やはりこれもかぶっている人よりフードをかぶっている人が圧倒的に多いです。
韓国のカイロは日本より価格は高いのですが、中の「鉄粉」の量が日本の数倍はあり、見るからに分厚いです!!とても温かく、むしろ熱くなりすぎるくらい。正直、寒い韓国で一度韓国のカイロを使ってしまうと日本のカイロの暖かさでは物足りない気持ちになります。
◎電化製品
日本のとは、コンセントの形や電圧が違うため、無理に使うと火事などにもつながりますので、現地で買うのがおすすめです。
電化製品屋さんまで行かなくても、ARTBOXなどのファンシーショップや、オリーブヤングなどのドラッグストア、インターネットでも購入できます。
私は折り畳みの小さなドライヤーとヘアアイロンを購入して使っていますが、風量等も問題なく、快適に使えています。
また、留学から帰国される学生さんたちが不要になった物を売りに出しています。
売りに出される商品のうち、ドライヤーやヘアアイロンを売りに出していることが多いです。(※商品売り買いサイトでのトラブルには各自の責任が伴います)
わざわざ高額の海外対応電圧の物を購入して持ってこなくてもよいと思います。
◎一般的な調理器具
料理を作り置きする留学生には必需品のタッパー。
韓国のダイソーにいけば日本のダイソーにあるのと全く同じもので日本語の表示そのまま!という商品が売られています。価格は多少上がりますが…。
金属でない箸も韓国で購入できますし、計量カップ、スプーンなどもわざわざ持ってこなくても大丈夫です。
マグカップやお皿も割れる心配をしてまで持ってこなくても、無印良品やダイソー、ファンシーショップなどで揃えられます!
◎シャンプーなど
渡韓後の数日分以降は持っていく必要はないです。
どのシャンプーを使おうが、留学してしばらくは日本の水と韓国の水が違うのか髪の毛が慣れるまで時間がかかります。むしろその国の水に合わせたその国のシャンプーが良いのかなという印象です。
◎スケジュール帳、カレンダー
言われてみれば当たり前ですが、日本の祝日と韓国の祝日は異なります!
ですので異国で購入した手帳やカレンダーではむしろ不便でした。
私は以前、韓国旅行の際に可愛い手帳を購入してウキウキで帰ったのですが、日本で使うには不便でした。本屋やファンシーショップなどで購入できますので大丈夫です。
◎化粧品
こだわりが無ければ、日本から大量に持ってこなくても良いです。
日本から持ってきたとしても化粧品屋さんが多い韓国にいると何故だか(?)増えていきますので…笑
日本と韓国の往復も増えると思うので、免税店に行ける機会も増えますのでそこで購入しても良いですね。
日本のデパートで購入できる外国ブランド化粧品や日本のドラッグストアコスメも、韓国のデパートやオリーブヤングに行けば購入できます。
◎かばん
韓国で安価で購入できます。
通学時には韓国人はトートバックで登校している人がほとんどで、語学堂の外国人たちはリュックや、同じくトートバックなどです。
逆に日本から買っていくと外国人感が出るので、現地の雰囲気に合わせたい人は、様子を見てみんなが持っているようなのを買うのがおすすめ。
留学初日に日本からの荷物を背負っていくリュックくらいでとりあえずは十分で、お出かけ用バッグは韓国で買えば良いです。
かばんも意外とかさばるので、完全帰国で他の方に譲るなどで処分してきた方がいいかもしれません。
◎衣類
「適当な服だけ持ってきて、日本に完全帰国する際に処分」もしくは「韓国で揃えて韓国で処分する」が一番良い方法だと感じます。
完全帰国の際に服を日本に持って帰るのはスーツケースの場所を取るし、船便やEMSで送りかえすと手間もお金もかかるので、韓国で着ていた服すべてを持ち帰るのは現実的でないです。
・靴下
韓国で、かわいくて安価な靴下が購入できます。韓国生活で使い捨てていくつもりで使っています。
・ヒートテック等
韓国のUNIQLOも頻繁にセールをしますし、値段を見ても「韓国で買うと高すぎ!」という感じもありません。
・女性の下着
サイズに少し差を感じるかなという時もありました。
デザインは日本のように「フリルがついていてかわいい系」はあまり並んでおらず、「大人っぽい」デザインが多いです。デザインにこだわりが無ければ、持って行っても現地で揃えてもどちらでもよいかと思います。
・ズボン、スカート、セーターなど
「梨大」「高速バスターミナル」などで安価で購入できますし、インターネットで購入もできます。
物によってはやはり質はちょっと気になるところもあるのですが、韓国では韓国らしいファッションを楽しんで、気に入った物以外は帰国前に処分するつもりでいるのが良いと思います。
・靴
留学に出発する時にはスニーカーを履いていくことをおすすめします。旅行とは比べ物にならない信じられない量の荷物を抱えていきますので、ヒールなど高さのあるものを履いていって初日からけがをしたら大変です。
さらにお勧めは「雨が染みにくそうなスニーカー」です。韓国は道が悪いところも多いので、染みにくい靴を選びましょう。
それにブーツやサンダルは日本より安く購入できます。10000ウォン(1000円)で販売しているお店もありました。
靴って意外に重いし、かさばりますので当日履いていくスニーカーと余裕があればもう一足くらいでとりあえず十分です。必要なものだけにしましょう!
韓国に着いてから買うべきリストは以下の記事をご参考に↓

おわりに
どうでしたか?韓国とは海外ですので大変なこともあります。
しかし、韓国も人間が暮らす国です。大抵のものは購入できますので、あまり心配しないでください。
それに思ったよりも日本の製品を購入できます。
当然日本で購入するより高いですし、買える場所に限りがありますが、それでもありがたいです。
日本の商品が買えるサイトなどもあるのでそれを利用して購入している方もいるようです。
1回、日本のカップラーメンを韓国の日本商品を購入できる通販サイトで買ったことがあります。
他にも韓国系の記事を多く書いています。↓

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