こんにちはそんあじです。夏の終わりに韓国の麗水に旅行にいったときのことを簡単にまとめます。きっと一度は聴いたことのある「여수 밤바다」の歌が好きなので絶対に行きたかった場所でした。やはり日本という島国の人間だからか海に惹かれます。
交通アクセス
ソウル駅からKTX(新幹線のような電車)で「麗水EXPO駅」まで3時間23分ほどでした。
KTXでも乗車時間をかなり長く感じましたので、より時間のかかる高速バスやその他方法だと、行くだけで疲れてしまうのではと感じました。
KTXはアプリで簡単に予約と決済可能、前日等アプリで無料キャンセルでき、当日も紙のチケット等要らないです。KTX内にWIFI、トイレ、2人席に1つ充電コンセントなどありました。
麗水EXPO駅
食堂やお土産屋さんはあります。駅の前に出ると万博の会場に使われた大きな建物が正面に、左には亀甲船の模型があります。どのお客さんも観光スポットまで出るのにタクシーやバスに乗るのでタクシーは列をつらねており、バス停もすぐ目の前です。
李スンシン広場
まずはここに向かう方が多そう。ここが一番のメイン?都会?生活エリアっぽいです。
飲食店、薬局、チェーン店等一通りの物がそろっています。よもぎソフトクリームで有名な麗水堂、イスンシンバーガー、イチゴ大福の店など有名グルメスポットは半径何m以内、互いに信号の向かいとかに位置しているので地図とか出す必要ないです。
麗水全体ですが、観光客が集まるスポットは決まっているので、これらの店は長蛇の列で、列の案内のアルバイトさんもいました。
かの有名な亀甲船の模型や銅像や説明の碑などがあります。
イスンシンバーガー
店内は明るい黄色。客のスペースはかなり狭く、残り奥は厨房です。注文と受け取り専用で、室内に特にみんな座れる椅子などはなく、注文が終わって番号のレシート貰ったらすぐに出ないといけません。中に待つ場所無いので、出来上がりの案内掲示板を見ながら、全員が店の前の外で待っている状態。雨や寒い日は結構きついのでは。
その店舗の裏の道路にイスンシンバーガー専門のイートインスペースがありましたが、コロナで閉鎖。本来はここで商品を待ったり食べてもいいのかもしれませんが、コロナでなくても観光客がもっと多い時には、このイートインの場所も場所取りのために待ちそうです。
私たちは亀甲船の隣の広場のベンチで食べました。海の近くで風強いのでゴミが飛ばされないよう注意。
味は食べなれたチェーン店より美味しく、この価格で手作りっぽい感じのバーガーが食べられるならありだなと思いました。ただし他の物も食べ歩きしたい方は、お腹が一杯にならないようにバーガーのみにして、ポテトはやめておくのをおすすめ。ポテトは普通でした。
麗水堂
緑色のよもぎソフトクリームはヨモギ好きならおすすめ。韓国でヨモギラテが好きで色々飲んでいた私も納得の味。よもぎ味が濃い!よもぎ嫌いな人には濃すぎて食べられないかも。
もう一つのバケットも買ってみました。が、あまりおすすめしません。フランスパンの中に辛いソースで炒めた千切りキャベツなどが入っています。こんな感じです。↓(여수당公式Instagramより)
なんか見た目は普通なのに辛いし、千切りキャベツの炒め物は「家で作れるんじゃない?」という特に代わり映えのない食べなれたキャベツ炒めの味、1日にきっとものすごい数の客が来るので作り置きで、はい、はいと流れ作業で渡していく感じなので、パンや中身も出来立てあつあつではなく、冷めています。
イチゴ大福
これは買ったり食べたりはしませんでした。見た目は日本のイチゴ大福と同じだったので…。
水族館の中にも出張店舗?がありました。どの店舗も午後になると人気の商品や目玉の有名な商品はすべて売り切れて、午後には買うものがなくて誰も並んでいないような状態でした。欲しい方は、早めに並んで購入するしかなさそう。
壁画村
広場から山の方に上がっていくと壁画村になっています。韓国あるあるな、すごい坂と斜面で住宅がある感じ。道路も狭いです。住宅や坂の感じはソウルの壁画村みたいな感じです。住宅があるところなのでマナーは守ってください。
最初は行くつもりなかったのですがタクシー運転手さんにお勧めされて来ました。ここには若者が好きな小物やアクセサリーの店や、おしゃれなカフェ、レストランなどが色々あります。ここも人気の店は決まっていて、待っていないといけない状態。
私たちはお土産にかわいい小物の店でいろいろ買った後、あまり混んでない夜はバーになるようなニューヨーククッキーの店で休みました。人はそんなにいないけどワンちゃんもいて、カレークリームソースチキンとビールとニューヨーククッキーで昼から乾杯して楽しかったです。まさにcillって感じでよかったです。屋上もありました。クッキーもっと買えばよかったけれど、バスの時間に合わせるため慌てていて買い忘れてしまいました。なので有名店は混んでいるので有名店にこだわらなくてふらっと入っても当たりの店ありますよ!
バス
車でなくバスで移動を考えている方は、ソウルのつもりでいたら詰みます。さすがにイスンシン広場と駅など観光客全員が行くような場所は10分に1回くらい来ますが、観光スポットであってもバスが全く来ない(1時間に1本とか)のエリアも多いです。そのため移動のためにタクシーアプリを入れて呼ぶのがお勧め。
流しのタクシーは駅前などはいますが、それ以外のスポットでは既にだれか乗っているなど、乗れるものはほとんど見かけません。
海上ケーブルカー
値段は結構高め。次の行き先を考えて、下りの片道にするか、上りの片道にするか考えてから乗ってください。
私たちもですが、やはり他の方も、日の入りの時間にちょうどロープウェイに乗って見られるように時間を調節していました。乗っている時間はそう長くないので、早く乗ると日の入り前についてしまうし、待っているとみんなその時間に乗りたいので一斉に押しかけて乗るころには日が落ちていたってことも。
そういう場合は、少し早く行って日の入りを到着場の展望台で見るか、もしくはもっと暗くなってライトアップされてから乗るのもおすすめ。
ケーブルカーですが、床がスケルトンのものと普通のロープウェイで値段が変わります。多くの方がスケルトンの必要ない、との書き込みをしていたので、私たちも普通のに乗りました。窓も大きく、別に床が透けている必要は感じませんでした。
後述する島の近くのケーブルカー乗り場から乗車しました。乗車場までにはお土産屋さんや展望台にこんな写真スポットもありました。
梧桐島(オドンド)
ロープウェイ乗り場の近くの小さな島で、片道徒歩20?分くらいの橋を歩いていくと着きます。これが入口つまり橋の最初の部分です。
レンタルして自転車で橋を渡っている人もいましたが、歩きでも十分だと感じました。歩きだと海を見たり堤防のこのような壁画を見たり、おしゃべりできるので。
自転車の場合は遊歩道とは別の、道路のようなところしか走れません。
島の中に上がっていくと小さな山?トレッキング?っていう感じです。島の観光スポットの竜の岩?とか崖とかは、かなり急な階段を上り下りするのでかなり疲れました。
夏なら蚊よけなど要りそう。結構な階段や坂なのでスニーカー必須。
遊覧船などあるそうですが、小さいお子様や、車いすやベビーカー、足が不自由な方は残念ながら行ってもやれることがそんなになさそうです。車いす等押して登れるような坂や階段ではないです。平らな場所は海が見えて、古びたお土産屋さんがある程度ですので。
まさかトレッキングするとは思っていなくて…飲み水やスニーカーを持っていてよかったです。
春には花が咲いていて綺麗だそうです。晩夏に行ったのである程度気温も涼しく、海風にあたったりできてよかったのですが、正直トレッキングや自然以外やることや見どころがあまり無いので、歩きたい方以外は、冬や真夏なら行っても体がしんどいのでは、と感じました。
용월사
향일암(向日庵)という寺が有名でご存知の方も多いですが、麗水EXPO駅などの中心地からはかなり遠く、かなり下に位置しています。ここに行って観光するには車が無い限りアクセスも良くなく、1日消費してしまうことが地図を見て分かり、私たちは諦めました。
その代わりに中心地から少し離れますがタクシーで移動可能な龍月寺に行ってきました。観光客は少なく、住職の家族が寺の手入れをしているような普通の近所の寺っぽかったです。
しかし海が見えるし、人も少なく、こじんまりしているが韓国の寺らしいカラフルな建物も見られてヒーリング出来ました。
帰りはタクシーを呼びましたが、運転手さんに「なんでこんな所まで来たの?」と言われました。たしかに現地の人がすむ場所や畑をずんずん越えた先にある小さな寺だからです。
水族館
老若男女問わず、かなり混んでいました。ソウルにある水族館たちよりも規模が大きく、展示方法も工夫が凝らしてあり、ただ水槽が並べられているのでなくて楽しかったです。
例えば手の垢?とかを食べてくれる魚の水槽に実際に指を突っ込めるようになっていたり、こんな風に魚の水槽の中にアパートがあったりと見ていて楽しかったです。(韓国に自分の家がある魚たち、すごい、うらやましい)
混んではいますが、かなりおすすめです。
あとは浪漫屋台が有名ですが、私たちは行っていません。食べ物はカンジャンケジャンを食べました。有名店は相当混んでいることがイスンシン広場の有名な店の列で予想できましたし、ネットの口コミで分かっていたので、口コミは多くないですが手ごろな値段で定食としてカニを食べられるの店を探して食べましたが美味しかったし、満足です!
港町でどこか懐かしいような、それでも韓国らしさをいっぱいに感じられる場所でした。若者のためのカフェもあり、昔ながらの韓国と最先端の韓国を感じられて予想よりも大満足の旅でした。
以上そんあじでした。
コメント
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