こんにちは、そんあじです。今回は「日本に完全帰国したけれど、以前韓国で接種したコロナワクチン接種証明書の紙が欲しい」という人に向けた記事です。
ワクチン接種証明書が必要か?
以前私が留学を終えて帰国したときは、ワクチン接種をしてようがしていまいが、どちらにしろ海外からの帰国者は自宅待機(自主隔離)でした。
そのためワクチン接種証明書が帰国の際に必要なことはなかったので、留学中にワクチン接種証明書を韓国で発行しませんでした。もし留学中などで韓国滞在中の方で接種証明書の紙が必要な方は、外国人登録証ある今のうちに貰っておいた方が楽そうです。外国人登録証ある人はネットで申請も出来そうです。
韓国からは青
今は韓国から日本への入国は「青」指定のため、ワクチン接種有無に関係なく帰国後の自宅隔離が無いと思います。(詳しくは厚労省や外務省サイトをご参考に)
しかし、他の外国に行ったり入ったりする際に、ワクチン接種証明書がまだ必要な国もあるそうです。
今は韓国から日本入国でワクチン接種証明書は不要になっているのに、また急に必要になることは、よっぽどないとは思いますが、もしかしてのために貰っても損は無さそうです。
→ワクチン3回接種済みで接種証明書がある人は、日本に入国時(つまり帰国時)のPCR検査(陰性証明書)の提出が不要になりました。
このため3回打った人はワクチン接種証明書を入手しなければなりません!
韓国のワクチン接種アプリは?
今回、ワクチン接種証明書を貰っておいた方がいいのかな、と思い立った理由は、日本入国時に必要なMYSOSという検疫アプリに情報入力していた時です。
韓国ではcoovというワクチン接種証明の青色のアプリがあります。本人確認などしたら、なんのワクチンをいつ打ったのか見られます。なのでこちらをMYSOSに、スクリーンショットした以下のような写真をアップロードしたのですが、

このように英語なので良いかと思ったのですが、「本人確認不可のため、差戻し」され、そのスクリーンショットでは不許可となりました。
おそらく不許可なのは、この打った日付などと共に、同じ画面上に自分の名前や生年月日が同時に写っていないからです。
こちらのアプリは、カードみたいになっていて、指で横にスライドさせると1回目の接種画面、さらにスライドさせると本人情報の画面が出てくるため、自分の情報と接種情報を同時にスクリーンショット出来ませんでした。
証明書が発行できない
この写真にもあるように、ワクチン接種国際証明書を発行できるようなボタンをクリックすると、

パスポートとの連携が必要だと出てきて、

パスポート情報を連携させようとすると、

韓国のパスポートのみ登録可能だと出て、見事なたらい回し…
問い合わせてもらった結果
これでは出来ないので彼が保健所に連絡してくれて、以下のような回答を得ました。
①外国人登録証が無い人はオンラインで接種証明の請求が不可。
②以前使っていた外国人登録証の番号とパスポートを持って保健所に本人が※本人が!行けば接種証明書の紙を発行できる。
③自分の以前のお住いの区などでなくても、どの保健所でも発行できる。(ホテル近くの保健所に行く予定)
④日本で打った3回目の英語のワクチン接種証明書もあれば3回目の記録も韓国に登録できる。(日本の接種証明書は、接種日に持っていくロット番号のシールとか貼ってもらう紙ではなくて、取り寄せた英語の正式なのがいると思います)
ちなみに日本で3回目を打ったのでその公式証明を受け取った方法が以下の記事でも少し言及しています。↓

④パスポートだけでは発行不可。必ず外国人登録証の番号が必要。
(完全帰国時に外国人登録証は空港で返却しなければならず、私のように完全帰国者は外国人登録証を持っていないはずです。以前登録証を写メしていた写真を見せるつもりです。)
MYSOSで
韓国で接種日に貰った接種記録の紙もありました。名前などは英語なのですが、全てが英語でなく、一部分が韓国語表記のみのために、こちらもアップロードしてみましたが不許可となりました。
自分でそれに日本語訳を隙間に書き足したものをアップロードしてみたら、これは一応、許可されましたが、アポスティーユ認証を受けたり、正式な翻訳会社に依頼した翻訳でないために、公式書類としては作用しないと思います。
(他の人が韓国語読めないからってお前が自分で適当に自分に都合よく訳したんだろ!と言われたら反論の方法がありませんから。)
おそらく、MYSOSの許可不許可の認定はAIかなんかで、日本語も書いてあるってことで自動で許可されたかもしれませんが、万が一職員さんに見せた場合には公式書類とはならないはずです。
今は韓国からなら青なので、見せろと言われることはほぼ無いとは思いますが…
実際に行った
8月の韓国旅行で入国した際に、保健所に貰いに行き、無事にワクチン接種証明書をもらえました。
話通り、以前住んでいた地区や、住所登録がしてあった地区の保健所でなく、ただホテルから最も近い保健所でも、もらえました。
受付の人に伝えると、すぐに〇階に行ってね、と「予防接種課」みたいな保健所内の部署に行くように指示されます。驚かれていないので保健所の方もこのようなケースに慣れているようです。
予防接種課に行き、「身分証明書を出して」と言われてパスポートを出すと「それじゃないよ」と言われ、外国人登録証の番号を伝えました。
完全帰国時に外国人登録証のカードは返還しているはずなので、以前の外国人登録証を映した写真をスマホで見せました。(結局パスポートは要らなかったですが、一応持って行ってください。)
※自分の以前の外国人登録証番号が分からない、忘れたと!なると、より面倒なことになりそうです。おそらく住民センターなどで以前の情報を照会してもらって、自分の外国人登録証番号を教えてもらうなどになりそうですね…
その後私は3回目のみ日本で接種したので、日本から持ってきた海外用の英語の紙の接種証明書を見せました。そして3回目の情報も韓国側に登録してもらい、3回の情報が1枚の英語の接種証明書に載ることになり、それで発行してもらいました。
日本での接種証明書を受け取る方法は各自治体によって異なります。「〇〇市 海外 ワクチン接種証明書」なんかで検索すると出ます。
発行時に自分の名前や連絡先などを保健所の名簿に手書きで書くように指示も受けました。もう1枚もらえますか?と後から聞いたら、名簿を2回書くことになったので先に〇枚ほしいと伝えておきましょう。
※韓国のワクチン接種証明書にQRコードがあって、ここから自分の接種証明書をダウンロードできて何枚でも印刷できると教えてもらえましたが、その場でやってみたところ、私の場合は外国人登録証がもう無いからか、エラーで出来ず、その場で証明書の紙を同じものを2枚貰いました。
10分も掛からず発行してもらえました。
MySOSにも、この証明書の写真を、影など入らず、文字がきちんと見えるように部屋で撮影して(ダウンロードしたPDFの画面とかではなく)アップロードしましたがOKでした。
(ただ私の頃はどちらにPCR必須でした)
おわりに
つまり簡単にまとめると、「本人がどこでもいいから韓国の保健所に行けて、さらに以前使っていた外国人登録証の番号を覚えている場合、紙での証明書が発行できる」ということでした。
私のような特殊な人はあまりいないかもしれませんが、一人の役にでもたてばよいです。日本から韓国に電話するのも国際電話だから気軽に問い合わせ出来ないですし。
海外旅行Tipの記事も、旅行準備の参考にしてください。↓

以上そんあじでした。
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