こんにちは、そんあじです。旅行や留学でもスマホを使いたい方がほとんどなので、大きな悩みであるケータイについて話します。
SIMカードとは
簡単にいうと、ケータイを使えるようにするICカードのことです。あなたが今お使いのスマホの中にも入っています。
大きさは親指の爪くらいの小さなICカードです。スマホの側面を見ると小さな穴が開いています。こちらを先の細いもので押すと、SIMカードを入れられる引き出しが現れます。
Wifiよりおすすめの理由
Wi-Fiは大人数で利用するときに便利、接続も、電源を入れてWi-Fiのパスワードをスマホに入力するだけで使えるようになり、年配の方や慣れていない方にも簡単というメリットがあります。
一方、持ち歩くと重い、かさばる、充電が必要、返却の手間がある。などから、一人の時はSIMカードを使っています。
simカードの種類
まずSIMカードには、種類があります。
「データのみ使用可能」つまり、インスタグラムやYouTube、LINE、サイトの閲覧、Gmailなど、ネットを使える状態にしてくれるもの。LINE電話やカカオトーク電話は可能です。
「データのみ+電話の受信のみ可能」上記にプラスして、(LINE電話などでなく)普通の音声電話を受けることのみ可能なもの。電話番号が付与されますが、自分から電話を掛けたりSMSを送ったりすることは出来ないです。今回、仁川国際空港で購入したものがそうでした。
SMSの受信が出来たので韓国の人気レストランやカフェで待つときに電話番号を入力する時も使えそうです。
「データ使用と電話発信受信両方が使用可能」つまり、最初に述べたインターネット使用にプラスして、音声通話(LINE電話とかでなくて普通の電話)の受信、さらに発信も可能なものもあります。海外で使える010の電話番号が一時的にもらえます。SMS(電話番号でのメッセージ)も使えます。
商品の説明をよく読んでください。
また、「データで使い切るもの」つまり、決まったデータ量を使い終わったら終わりか、低速になる?というカードと、
「期限で切れるもの」つまり、5日間用を購入したら5日経ったら使用できない(使った初日に2時間しか使ってなくても1日とカウントされるのか、使って24時間で1日とカウントされるのかは要チェックです。)という種類もあるようです。
どちらも、何か月もあまりにも早く購入しておいたり、データが残っているからといっていつまでも無期限に使えるわけではないと思われますのでご確認を。
使い方
韓国や海外に着いたら、スマホの電源を切ります。そして先の細いもの(大抵はSIMカード購入した時やスマホを購入した時に銀色の先の尖ったピンがついてきます)で、先ほど言ったスマホの側面の穴を押してSIMカードの引き出しを開けます。
すると日本で使っているSIMカードが入っていますので、こちらを取り出します。
※日本に帰ったら、これをまた入れますので、絶対に無くさないでください。
そしたら海外用のSIMカードを入れて、引き出しを閉めるだけ。
これで使えるようになります。LINEなどの友達などもそのままで、日本にいた時と変わらず、普通に使えます。再ログインとかも要らないです。
しかし、格安スマホの場合は、プロファイルの削除と、日本帰国したらそれの再インストールなどが必要な場合があるようです。こちらについてはYouTubeで検索すると分かりやすく映像で紹介している動画が多いので、わざわざ説明しません。難しくはなさそうで3クリックくらいで完了していました。
(私のUQモバイルは行きも帰りも、何もやらなくてさすだけで良かったです)
海外から戻ったらこれと逆の手順で、日本のシムカードに入れ替えます。
SIMロック解除にしておく
自分のスマホを事前にSIMのロックを解除しておかないと、SIMカードを入れ替えて使えません。
この手続きは、代理店で手数料3000円近くを払ってやってもらうか、自分でインターネットを見ながら自力でも出来ます。
(「ソフトバンク SIM解除」などと検索すると、公式サイトや様々なブログなどあるのでご参考に。)
かなり古い機種以外は、手続き次第でSIMロックを解除したりロックしたり、自由にできます。
ただし新しい機種も手続きしないとSIMロックがかかっている状態で、このままではSIMカードをさしても使えません。
iphoneだと設定→一般→情報の欄の下の方に「SIMロックあり」「SIMロックなし」が表示されていると思います。「SIMロックあり」の場合は手続きしてロック解除しないといけません。
私は自分でインターネットで公式サイトやブログの記事を見ながら自分でSIMロック解除しました。ものの3~5分で終わります。
※解除手続きをしても、その瞬間に即時ロック解除されませんでした。ロック解除の反映までに時間がかかるので、直前でなくあらかじめ余裕をもってロック解除しましょう。
どこで買うか
①AmazonやQ10などの通販サイトで購入する
②韓国の留学会社や観光の会社を通して、韓国の通信会社のものを日本に送ってもらうか、韓国の知人の家に届くようにする、もしくは自分の足でその会社や韓国のケータイ代理店に受け取りに行く
③空港の通信会社カウンターで買う(仁川国際空港で買ったので記事の下にレポあり)
④明洞などの観光地の露店や、空港内のコンビニで買う
(明洞のコンビニにはなくて、道路の真ん中にあるたばことかジュースや雑誌だけ売っているような店にはありました。)
くらいかと思います。
留学中やワーホリ中は?
コロナではなかったので、日本から韓国用のデータのみSIMカードを持っていきました。
私は現地に行って外国人登録証が無くても契約出来る、外国人をターゲットにした韓国の通信会社で臨時で契約して、外国人登録証が来てからその契約を解除して、KTという韓国の大手通信会社(日本でいうドコモとかみたいな)で本契約しました。
外国人登録証が来るまで、私のようにとりあえずその場しのぎでパスポートのみの契約できる会社を探す(外国人登録証が来たら外国人登録証番号を申告して登録してもらう)か、日本や空港でSIMカードを買ってそれを使ったり、期限が切れたらそれを延長するか、韓国の通信会社で契約すればいいと思います。
留学等で長期の場合は必ず電話番号要ります。無いと不便すぎてしんどいです。
ただし、外国人登録証が来ないと、出来ないことがどちらにしろ多すぎるので、外国人登録証が来る前の数週間は電話番号なしで乗り切るのもありです。
大手か節約フォンか
大手通信会社(KTやSKなど)、私は月にデータ少なめで4000円未満でした。日本のようによっぽど1万円越えはしないです。
韓国だと使い放題プランでも9000円くらいでした。
大手の良いところは、割引が色々もらえるところです。サーティワンの割引券や映画館の割引など独自の割引を提供しているのが嬉しかったです。
알뜰폰という日本でいう格安スマホもあります。これも格安スマホとおそらく同じで、大手の回線を使わせてもらっているということだと思います。ネットで調べると月に2000円くらいかな?使ったことがないので不便があるのかどうかは分かりません。
電話番号が要るか?
普段の旅行ではほぼ必要ないです。データのみ使用可能なSIMカードなら、Amazonなどのサイトで調べれば安いものがかなりあります。
問題はコロナで事前に電話番号を要求される場面が多いことです。Qcodeやコロナ検査の予約など。
ホテルの番号や知り合いの番号、日本の番号でよいというツイートもあります。が真偽は不明です。
仁川空港のコロナ検査場では「日本の番号でも今、韓国でも連絡来るなら良いよ」とのことでした。(日本のケータイの海外プランなどを使う方?)
私は日本のSIMカード抜いていたし、入れていても機内モードにしていたので電話やSMS連絡がこないと分かり、彼氏の番号を書きました。それでも良いそうです。
韓国での電話番号
韓国のSIMカードを事前に購入しても、日本で事前に韓国の番号が分かるものと、入国してからしか韓国の番号を与えられないためにあらかじめ分からないものがあります。
前者の事前に番号を教えてもらえるSIMカードは、私も調べたところ、かなり少ない印象です。あっても高いけど、最も便利で安心だと思います。
後者は、日本に届けてもらったSIMカードの場合でもあり得ます。入国して韓国でSIMカードをさしてから開通手続きが開始され、数時間後か時間によっては翌日使えるようになるようです。
開通というのは業者がすべてが使えるような状態にすることだそうです。つまり日本にSIMカードが到着した時点では開通されていない場合が多そうです。(もし日本に到着した時点で開通していたら、韓国の業者が宅配で送り出した時点から、SIMカードを使っていないのに、ずーっと使っている状態になり使用可能日数が減っていくからだと思います)
とにかくこの辺の詳細は私の予測なので詳しくは分かりませんが、少なくとも私の場合はあらかじめ開通した状態で送ることは出来ないと言われました。
追記①:仁川国際空港のKT通信会社カウンターでSIMカード当日購入レビュー!
仁川国際空港の第1ターミナルの到着ゲートを出た風景がこちらです。
出たらそのまま真っすぐ屋外の出口の方に向かって歩くと各通信会社のカウンターが並んでいます。
当日ふらっと訪れても、wifiレンタルや、simカード購入ができます。
今回はデータのみで構わなかったのですが、日本でSIMカードの到着を待っていられない+eSIMの失敗談を聞いたので仁川空港で買うことにしました。
韓国の大手通信会社の「LGU+」「KT」「SKテレコム」3社全て揃っています。3社ほぼ同じ場所にカウンターがあります。
値段はこちら。
ここに希望があれば音声通話(電話の受発信)オプションを付けられるようです。
私が確認した時期には、LGU,KT、SKテレコムの3社とも全て同じ値段・日程設定でした。
3つとも韓国の通信会社を代表する大手なので、どこでも問題なさそう。
なので私は、たまたま人が並んでいなかったKTにしました。混んでいる時は各通信会社の受付番号を発行して呼ばれるまで待つようです。
カウンターの職員さんとは別に受付番号機の前でサポートする職員さんもいました。
このようにカウンター越しで「〇days!SIMカード!」と伝えると、職員さんが簡単な英語で「電話(音声通話オプション)はつける?」と聞いてくれます。
パスポートを見せてお金を払うと、すぐにその場でSIMカードをくれました。
SKテレコムはwowpassカードを購入できるようで、外国人5組くらい待っていました。
(他の通信社は誰も並んでいなかったor1人並んでいたくらいでした)
利用マニュアルと、契約内容の明細書、SIMカードと、ピンを頂けました。(写真はsimカードをもう取ってしまって開封済み写真です)
明細書に、自分の受信専用電話番号も書いてありました。
パスポート見せるので日本人だと分かるので、何も言ってなくても日本語マニュアルを手渡されました。
wifi,モバイル通信、電源を切ったら、SIMを入れ替え、電源を2回入れる、と書いてある通りにやったらすぐに出来ました。2回起動時に繋がりました。(上述した前回の某〇〇通信のは全く繋がらなったのに)
ソウル市内でも常にLTEで、サクサク!さすが韓国は日本より通信速度が速いですね。
使ってみて全く困ったことは無かったです。
以下は当日頂いたマニュアルと明細書です。
追記②:仁川国際空港のLG UカウンターでSIMカード当日購入レビュー!
前回はKTにしたので今回はLGにしました。値段もどの通信社でも変わらなかったので人がその時並んでいなかったLGにしてみました。
個人的には前回のKTより良かったです。通信速度問題なしなのはもちろんですが、
①カウンターの店員さんがSIM差し替えをしてくれたこと(店員さんによるかも)
②下の台紙(下記写真参考)がT-moneyカード(日本でいうSUICAなどの交通カード)になっているので、チャージさえすれば交通カードとして使える。
韓国旅行では必須のT-moneyカードですが、通常は韓国のコンビニなどでT-moneyカード自体を購入する必要があります。その手間と費用が要らないのが助かります。
③しっかりした袋(カバー)とSIMピン付き。
以前のKTはビニール袋にカードが包まれていたので、ビニールを破ってしまえば日本のSIMカードを安全に保管する場所が無かったです。(日本で使っていたSIMを紛失すると大変です)
それにKTの場合はSIMピンは、台紙にセロハンテープで貼り付けられていました。
LGの場合、写真で分かるようにSIMをいくつか挿せるポケット、SIMピン収納ポケット付きカバーがついていました。
当日頂いた説明書も添付します。
レシートが要るかと聞かれてYESというと以下の明細を頂きました。
今回は3日用データのみで₩18000でした。
追記③:韓国の「友達通信」の電話番号付きSIMカード事前購入レビュー!
とある会社の予約サイト(クリエイトリ〇プさん)から、韓国の「チング通信」さんの電話番号付きSIMカードを、韓国にいる彼氏の家に着くようにお願いしました。
開通したものを、私の入国日時ぎりぎりに韓国の彼の家に届くように手配してくれているようです。
そのためぎりぎりに着くように設定しているため、最悪の事態だと宅配の遅延によって自分の入国日時にSIMカードが到着していないこともあり得る。なお彼の家への到着日時指定は不可。
・・・・??
あらかじめ届いたSIMカードを持って彼氏が私に会いに来てくれる予定でしたが、万が一遅延したり、彼が家を出るまでに届かなかったら、彼がわざわざまた家に戻ってSIMカードを持ってこないといけない。
・・・・?
ということで代行会社に問い合わせると、「開通してから送るため、ぎりぎりに配達されるようにしている」、つまり開通さえしてしまえば、SIMをさしていようがさしていまいが、使っていることになってしまうためか??、ぎりぎりに開通してぎりぎりに届くように手配しているのだと予想します。留学などできっちり日数分使用したい方もいるからですね。
「私は留学でもなく、そんなに十分な日数が必要ないから、すでに開通させて(何日か前から使っていない間に数日分使われてもいいから)開通したものを前日には着くように早く配送してくれ」と言いましたが、それは出来ないようです。
「じゃあ入国日時の入力欄で、わざと数日早く入力しておけば早く着きますね?」と聞くと、「正確な入国日時を入力しないといけません」との回答。
よく分かりませんが、「とにかく入国日時より前に届くようにするなら、開通していないものしか送れない、そのため入国したのが確認出来てから開通手続きを開始するため、使えるのが数時間後か到着時間によっては翌日になる」とのことです。
どうやって入国確認しているのかも分かりませんが、とにかく入国が確認されてから業者が「開通を開始!!」みたいに手続きしてくれて、その手続きが完了してから韓国の番号が届いたり、データが使えるようになるようです。
おそらく、日本にあらかじめ韓国の電話番号付きSIMカードを送ってもらったが、電話番号が入国後にしか分からない方は、これと同じことで、
業者に予約時間など事前に知らせておいた入国予定時間を過ぎたら、業者があなたの入国確認をして、業者が開通手続きを始め、それが完了してから使えるようになるはずなので、カードは手元にあったとしても即時使えるわけではなさそう。
アマゾンとかで買った、電話番号無しのデータのみ使用可能のSIMカードは、経験上、さした瞬間使えました。
以上は私の予測と、問い合わせた内容の解釈なので実際や業者の言いたいこととは違うかもしれませんが私はこう解釈しました。また業者や商品により差があるはずです。
結局、このツイッター(X)で話題だった友達通信社の電話番号付きSIMカードを使ったのですが、
開通してから送らないことは互いに承知で、到着日時が分かっているから数時間後には開通してあげるという話だったのですが、SIMカードをさしてもアンテナの表示さえ出ず、LTE、5Gなどの表示も出ない状態で3日経ちました。設定の欄は「SK telecom」と出ているが、「許可されていない携帯電話です」の表示になっており、使えずでした。
とある代行会社(クリエイトリ〇プ)が通信社と契約してくれる形だったのですが、代行会社はメールアドレスしかなく電話番号がないので、問い合わせても連絡頻度が相手の都合による感じでもどかしかったです。
会社がやっていないような深夜にも返信が来ていたので、おそらく会社の電話機やパソコンではなく、個人のケータイで個人が対応しているような印象でした。
飛行機到着が金曜の午後、そして通信社が休みの土日を挟んだためにSIMカード開通の対応が3日も遅れたのだと思います。(結局初めの3日間は全く使えず、ホテル内などWi-Fiのみ使用)。
仕方ないから通信社に4日目の朝に直接訪問しようと最後にSIMカードをさしてみるとなぜか使えるようになっていました。
また、当日から代行会社に問い合わせて色々メールでやり取りをして(旅行1・2日目は返信が来ていました)、自分のケータイの設定画面のスクショや設定の番号などをメールで送ってから3日後つまり旅行5日目(すでに使えるようになって2日経っていた)に「業者から開通したとの連絡を受けました」と代行会社から連絡が来ました。
・・・?遅くない?
韓国の会社と揉めたくないから、代行会社通してるのに代行会社が思ったよりあれでした。
もちろん言ってあった日時に開通してくれなかった通信社にも問題がありそうですが…
代行会社なら電話番号があって非常事態にすぐ対応してもらえる会社、通信会社は韓国に自分でいざというとき訪問可能な実店舗があるSIMカードをおすすめします。
日本の格安スマホ(UQ)を使っていますが、プロファイルの削除等無しで、電話番号SIMも、ただシムカードをさしただけで使用できました。
おわりに
コロナなどの非常事態にはSMSを受け取るためにも電話番号があった方がよかったのですが、電話番号があったとしても韓国の銀行カードがないと結局、食べ物の宅配が出来ないと言っている方もいて、本当に必要かは各自判断かなと思います。
トラブルが無い時、通常の1泊や2泊の短期旅行では個人的にはデータだけで充分かと思います。
また、上に書いたことは私の個人的感想、また当時の情報ですのでご参考程度に。
以上そんあじでした。
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