こんにちは、そんあじです。
韓国に限らず留学に行きたいけど、仕事を辞めてもいいのか、辞めてまで行く価値があるのか…
このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
今回は日本で社会人だった私が、仕事を辞めてまで韓国で留学生になった話をします。
結局は留学も仕事を続けるも自分の選択になってしまいますが、今日は迷う社会人の方と一緒に悩める記事になったらいいなと思います。
※すべて私の主観です。社会人留学を勧める記事でも引き留める記事でもありません。
私のスペック
・日本で4年生大学卒業後、新卒ですぐ就職。
・数年同じ職場で勤務し、退職。
・留学前も、韓国で就職したい気持ちや、韓国で就職しないとという理由は無し。
①金銭面で
社会人の間に稼いだ多少の貯金があることは、特に精神的な面で安定材料になっています。
現在ありがたいことに学校から毎月奨学金をいただいています。
しかし贅沢に暮らしてはいなくても、それだけでは足りない状況です。
特に韓国はスーパーでの食品等も相当高いです。いまや日本より韓国の方が安いとはっきり断言できるものも少なくなってきています。
それなので、もし学校を卒業してすぐ貯金がほとんどない状態で留学に来ていたら、減っていく残高を見て一喜一憂…
精神的に不安だったのではと思います。
アルバイト
学校ごとに違いますが、私の学校は奨学金を貰っている人はアルバイト禁止です。研究者の養成のために奨学金をもらっているので仕方ないですが。
なのでアルバイトする気満々で来ても規則上出来ない場合もあります。
あと韓国語が出来るといっても、慣れない環境なので1日の疲労がかなり来ます。特に慣れるまでは!
一番初めが家や生活用品などでお金がかかるのですが、学校に慣れるまではアルバイトどころでないですし、たしか語学堂生は何か月後からやっとアルバイト申請できるので初めからは出来ない制度です。
卒業してすぐ来た友達
何人かの友達は母国で大学卒業してすぐに入学してきた子たちです。
「奨学金入金日の数日前だから外食一緒に行けない…」
「スーパー行きたいけど奨学金入金される数日後まで待たないと…」
「論文などで忙しいのに1日拘束のアルバイト行かないと」
「当然、来学期の半年ももらえると思っていた奨学金がもらえないことになった!」
このような話も聞きます。これが全然苦にならない方ならいいと思いますが、
個人的には、ただでさえ海外暮らしや学業で多少のストレスを受けるので金銭面でこのように一喜一憂、
神経を使うのは大変だと思います。
➁学業面で
学業面でも個人的には社会人経験してきてよかったと思っています。
私は大学院に在学中ですが、自分よりはるかに年上の方も多いですし、
自己研磨のために社会人しながら通う年上の方も、
自分の今の仕事のために通ってくる方も、
主婦の仕事が落ち着いたから院に入学してきたた元主婦さん…… など、
色々なバックグラウンドの方がたくさんいるので引け目を感じることもないです。
それに、社会人経験がある事で、仕事で培った知識や視野が武器になります。
自分が仕事で関わってきた分野に関係した専攻でなくでも、授業での発言など予想もしない場所で経験が役に立つときがかなりあります。
仕事を数年してきた分、その分野に関しては他の学生さんより知っていることもあるので紹介したり、
自分の授業でのレポートの題材に生かせたりします。
③私が仕事を辞められた理由。
私の留学は正直に
「仕事を辞めたかったから」です。
この件はまた留学の目的として記事を書きたいと思っています。
もう一つ、私が仕事を辞められた理由
日本で使える資格を持っていたためです。
以前の仕事は、この資格証をもって、なおかつ採用の試験に合格した人のみ働ける仕事でした。
これが私の「保険」です。韓国で大失敗して帰っても、またこの資格で日本で働ける。その保険があったから飛び出してこれたのだと思います。
ずるい話ですが、この記事を通して社会人留学を勧めることも引き留めもしません。
もちろん、卒業してすぐに留学生になった方もすごいです。
若いうちに留学を終わらせるメリットもかなりありそうです。一長一短。
結局は自分の人生ですので、自分が責任を取らないといけない。だけれど一歩先に社会人を辞めて留学生になった一人の一体験談としてシェアしました。
お正月準備はされましたか?
↓コロナ、まだまだ続きますね…よく触るけど洗えないものも除菌しましょう!
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