スポンサーリンク

【コロナ渦留学】2020お疲れさま!コロナ以前の留学との違い

韓国留学

 こんにちは、そんあじです。2020年もお疲れ様でした。

世界中の誰もが考えもしなかったコロナという伝染病に振り回されながら私たちの2020年は終わろうとしています。

 みんな大変な状況の中、十分に乗り切りました。2021年もあと少し、少し。

コロナ対策もあと少し、あと少し頑張りましょう。

スポンサーリンク

◎コロナ前に留学した私

 私はコロナが現れる1年前から韓国留学を始めました。

コロナが始まったのがちょうど大学院入学後1年が終わった頃でした。

コロナ前とコロナ後の留学両方を経験した身として、今年の振り返りも兼ねてその差を振り返ります。


◎学業面

慣れるまで余計な部分に時間が掛かった

 今学期も前学期も、オンライン授業とオフライン授業を状況を見ながら両方使ってでした。今学期はほぼオンラインでした。(Zoom使用。)

 コロナ最初の前学期に、教授がオンラインでの授業に慣れていないので接続が遅れて授業時間が遅れる場合や、教授から「これどうやってやるの?」と電話が来ることも度々…

 学生も音声が聞こえない、発言しても他の人に聞こえないなどで退室してまた入室して…ということもありました。

みんな適応!教授や職員さんもおつかれさまでした

 今学期は前学期よりスムーズに進み大きな問題はなく済みました。

適応した学生はもちろん、教授や教授をサポートする職員さんたちの努力があってこそです。

発言に気を遣う

 1つ目。アイコンタクトが直接出来ないため、発言する際も相手とかぶって「あ、あ!どうぞ」という事もありました。

 また教室での授業だと隣の先輩にこっそり聞いたり、一言二言言葉を交わしたり…が出来なかったです。その代わりインターネットでさっと調べたりしていました。それはそれで便利でした。

 2つ目。ナイーブな発言で緊張しました。私が歴史専攻なのもあり、韓国での立場と対立する日本の立場を述べることもあります。

 教室だと私も周りの表情を見たり、相手も話す私の表情や雰囲気を見ることが出来ます。

 一方、オンラインではカメラ機能がありますが、暗くてよく見えなかったり、カメラオフにしている学生さんもいました。話す人の、聞く人の雰囲気がお互い伝わりにくいですから、嫌な感じに伝わってたりしないかなと少し緊張する授業もありました。


◎友達作り

 寮で授業を受けて外出もあまり出来なかったので新入生との出会いはもっぱら寮の中でした。

 ある日、寮のキッチンで見たことのない方を見かけたので声をかけてみると、「オンラインで友達をたくさん作れていない、新入生だ」と言っていました。

 一方、社交的な方は数十人も同じ授業を受けている中、私の発言を覚えていてくれたようで、構内で向こうから「あ、あの授業の時の子だよね」と声をかけてくれることもありました。私の学校が狭く、ほとんどが寮で暮らす環境だったので可能なのかもしれません。

 コロナ前は授業などを通して仲良くなり、友達の友達に食堂で会ってまた友達が増えたり、一緒に外食行ったりでした。

 あの食堂の透明のプラスチック板、あれで全然相手の声聞こえないですよね。しかも向かい合って座れないので余計会話どころでない…そのための物なんですが…

新入生には皆で気を遣う

 今回の新入生はしんどい環境の中わざわざ留学に来てくれた人たちということを在学生みんな分かっていました。なので、新入生のサポート体制があった気がします。

 ある日突然、知らない番号から電話が。取ると、ここの学生さん。

「日本人の新入生が来た!あなた日本人でしょ?まだ友達もいないだろうから学校のこと教えてあげて!」、こんなことや、

 知り合った新入生の学科が分かると、それを聞いた在学生は自分が知っているその学科の友達にすぐ連絡してその新入生と繋げてあげて…ということもありました。

 学校のグループトークもコロナ時期に在学生主導で作られました。新入生がそこから情報が得られるようにという意味もあったと思います。

 コロナ前は授業でいくらでも先輩や教授に質問できたので…


◎遊び

 変な言い方ですが身元が分かっている人と遊ぶことが多くなりました。

 友達の他校の友達と会ったり交流会で新しい友達を作るというより、同じ学校のいつもの友達と地元だけで遊んだりすることが多かったです。

広く浅くより、「狭く深く」の友情

 現在も集まるのが5人以下限定になってしまったので、何かあった時も必然的に仲の良い2,3人だけで集まるしかないです。なので親しい友達と、それ以外の友達の差が大きくなってしまった気もします。広く浅くより、狭く深くの友情に変化したといえると思います。


◎1番近い外国なのに帰れない

 韓国に留学していると日本から来たことを羨ましがられることもあります。

なにせ近いから。何かあっても大抵の方はその日のうちに日本の自分の家まで帰れる。しかしコロナという非常事態で、ある意味アメリカも日本も同じ近さになってしまったかのようです。

 実はコロナで往復が難しくなってしまった中、祖父が亡くなりました。

もちろん帰れませんでした。今もです。

 今までは早ければ韓国の家を出発して数時間後には日本の家に到着出来ていたのにです。

 嫌な意味の「留学の覚悟」ですが、コロナ渦ではこんなこともあり得るということを念頭に置かないとですね…。

荷物も送れない

 休暇にも帰れないため韓国のお土産でも家族に送りたいと思いますが、それも無理です。うちは東京でも大阪の方でもないので、到着まで時間が掛かるとかいう以前にそもそも荷物受け付けさえしてもらえません

EMSプレミアムという送料が高い方法か、かなり時間かかる船便は可能らしいで、日本からは送ることが出来るようなのでそれだけでもありがたいですが…


 変化がありますが、ここにいるならいるなりにやれることをするしかないですね。

 とにかく在韓さんは普通に居るだけですごいのでお互い自信もちましょう!

これから留学に来る方は、在学生も職員さんもコロナ渦での新入生さんは色々な面で不便なことを理解しているので、遠慮なく質問したり助けを求めてください。

 以上、そんあじでした。

↓最近お菓子作りや料理にはまっています。お家で出来ることしましょ

cotta

コメント