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【韓国留学どこに住む?】寮とコシテル経験談

韓国留学

 こんにちは、そんあじです。私は語学堂時代には寮とコシテル、現在は再び別の寮に住んでいます。

 コシテル1回、寮2回を経験した私が、それぞれのメリットデメリットをお伝えします。韓国留学を考える皆様の住まい選びに少しでも役に立つといいです。


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◎寮

・寮のメリット

①とにかく近い!
 やはり登下校に時間と労力、交通費がかからないというのが大きな長所です。寮から語学堂がある建物まで繋がっている場合もあり、雨天時や気温が低い時や暑い時も便利です!
 韓国は道が悪いところも多く、語学堂から離れた場所に住んでいた時には学校にたどり着いたら雨で服と靴がビショビショ…夏は汗が…などということが何回もありました。寮ならそんな心配も少なく済みます!

➁開講前から友達ができる!
 通う学校も帰る場所も同じで顔を合わせる頻度も高い分、開講前から友達ができます。
 開講の数週間~数日前には到着される方が多いはず!その寮に住んでいるということはその学校の生徒さんです。私の場合は開講前から、先に在学している先輩から学校について教えてもらったり、食堂に連れて行ってもらえました。
 また、夜に寮の共同空間に集まって、寮に住む仲間たちと一緒にチキンを食べたりお喋りも出来ました。

・寮のデメリット

①プライベートな空間がない
 部屋、キッチン、冷蔵庫、トイレ、シャワー室など基本的にどの空間も共同です。混んでいたら譲り合って使います。
 私が経験した寮の1つで一番大変だったのがシャワー!シャワーが部屋に無かったので、毎日銭湯に行くようにシャンプーや石鹸を入れたカゴとバスタオル、着替えを持ってシャワー室に行きました。(現在の寮はシャワーが部屋にあるので良いです!学校の寮によります)
 シャワー室に限らず、どこも共同空間なので自分の持ち物を放置することができない点が不便でした。

大学院の寮では部屋にシャワートイレありましたが、キッチンと洗濯機などは共用で使いたいときに使えないことももちろんありました。

➁門限がある場合がある
 決められた門限以降は朝にならないと寮に入れません。また、外泊の場合は外泊申請をしないといけない場合もあるようです。学校や曜日によって門限の時間は違いますが、一度自分の通いたい学校については確認することをお勧めします。
 逆にいえば、門限までに帰ってくることで留学生の安全と学習時間を確保しているとも言えますので考え方によってはメリットにもなり得ますが。

大学院の寮はさすがに門限がなかったです。

③食事に悩む
 コシテルや下宿のように大家さんがご飯を炊いておいてくれたなんてこともありません。基本的に学校の食堂やコンビニ、周囲の食堂でお金を払って食べることになります。
 また自炊のためには調理器具や調味料も自分で揃えなければ場合が多いようです。
 ソウル市立大の時は、それぞれが調理器具を持っているようでした。いくつか置いてあった器具もありましたが、果たして学校が公式に用意したものなのか…誰かが放置していったものなのか…退寮した人が残していったのか…という感じでした。
 延世語学堂の場合は寮と教室の建物をつなぐところに食堂街がありますが、外の食堂と同じくらいの値段で安くありませんでした。延世の場合はもっと安い学食が構内にありますが、寮からかなり遠いです。

 現在の大学院の寮はかなり広く、調理器具も備えられたキッチンがありますが、これはかなりレアなケースのようです。他の学校の話を聞くと、浄水器、電子レンジくらいという話も聞きます。

④ルームメイトで生活の質が変わる

 寮が居心地がいいか悪いかはルームメイトとの相性によって大きく左右されます。

 大抵は2人部屋以上かと思います。1人部屋はあったとしても値段が高かったり、何か事情のある方(車いすなので2人部屋だと狭い…など)から優先して割り当てられる場合が多いです。

 そして最初は、ルームメイトは選ぶことが出来ないと思います。運です。

 性格の差はともかく、掃除の頻度、就寝時間、音楽や匂いのボリュームや度合いの許容範囲、思いやりの度合いなどが自分とズレると、お互いに苦労します。折り合いをつけて話し合って過ごすしかないのですが…

 私の友達もルームメイトと話し合ったものの、全然掃除をしてくれない!などでいつも怒っています。


◎コシテル

コシテルのメリット

①プライベート空間に必要なものが揃っている!
 ベッド、シャワー、トイレ、机、テレビ、冷蔵庫と、生活に必要なものが自分の空間にすべて揃っています。
 トイレもシャワーも人目を気にせずいつでも使用できて良かったですし、消灯も自分の好きな時間に!留学中は意外と疲れるので一人の空間がありホッとできました。

➁ご飯やキムチ、ラーメンが用意されている
 これが本当にありがたかったです。自分でおかずだけ作れば立派な一食に!
ラーメンも2~3種類用意されており、何時でも自由に食べ放題でした。
 ご飯も切らさずに炊いてくれてあり、備え付けのキムチと炒めてチャーハンを作ったり、買ったふりかけと海苔で簡単ごはんにと大活躍でした。
 これも大家さんによって違うようで、他のコシテルに住んでいる子は「ご飯がいつも無い」と言っている子もいました。
 料理が苦手な私は、「ご飯ラーメンなど食事が充実しているコシテル」を条件にエージェントさんに紹介してもらいました。(笑)

・コシテルのデメリット

①狭い

私は3か月でしたが長期滞在で荷物が増えていくと収納が困難になりそうだと感じます。

机も狭く、ノート何冊も広げて勉強しようとすると大変でした。

また空間が狭いのでなんか息が詰まった感じがしました。なので勉強は図書館で、休日も外出、コシテルは寝るだけにしないと少し狭くてもどかしいかもしれません。

➁セキュリティが心配
 寮のように顔認証ゲートがあったり警備員さんが常にいたりするわけではありませんし、大家さんも1日中コシテルにいるわけではありません。
 一応コシテルには外部立ち入り禁止の張り紙と暗証番号のロックドア、監視カメラがありましたが、夏には換気と暑さのために開放されている時もありました。
 また、「外部の友達を連れ込んで暗証番号が外部に漏れてしまった」ことがあったようで大家さんがそのようなことがないように注意喚起していました。


 あと引っ越してから知ったのが「男性も同じ階に住んでいる」場合があることです。寮では性別でフロアが分かれていることが多いですが、コシテルではそうでない場合も多いです。日本のアパートのように隣の部屋と距離があるわけでなくコシテルは部屋が密集しているのでその点が気になりました。

 私の部屋はたまたま屋上近くの部屋だったのですが、入居者の人が1日に何回も屋上にタバコを吸いにきており、臭いが部屋に入ってきて本当に大変でした。(これは建物のつくりや大家さんの定めたルールによって違いますが…)

 あとは寮のようにソファーが置いてあったりするような共用のおしゃべりスペース?がない場合が多いと思われるので、夜遅くに友達と集まっておしゃべりは難しいと思います。私の住んでいたコシテルには、キッチンにイスが数個ありましたが、キッチンの目の前も部屋なので遅くまでそこでおしゃべりは難しいです。

 ルールや建物のセキュリティーも大家さん次第なので、寮の規則のようにしっかりと掲示されて存在しているわけではなさそうです。


◎おわりに

 いかがだったでしょうか。それぞれ一長一短があります。

 社交的で友達もたくさん欲しい!夜も友達とお喋りしたい!なんていう方は寮がおすすめです。

 やっぱり一人の時間も欲しい、自炊したいなんていう方はコシテルがおすすめです。
 学校によっては食事が提供される寮やトイレシャワーが部屋にある寮、また広めのコシテルなどもありますのでぜひ探してみてください。


それではまた!「そんあじ」がお送りしました。

↓殺風景な部屋でも、小物で自分だけのインテリアや空間を作るとかなり生活の質が上がります。

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