こんにちは。そんあじです。
韓国に来たら素敵なカフェに行くのが好きな方も多いのではないでしょうか?
テンションが上がる現代的な雰囲気のカフェも良いですが、今回は歴史を感じ、ほっと気が休まる素敵な雰囲気のカフェに足を運んできましたので、ご紹介します。
今回紹介するカフェは、ソウルの観光地としても超有名な「南大門」エリアです!
南大門エリアには南大門市場もありますし、ホテルも色々あります。南大門の辺りは明洞からも近いし、徒歩移動も出来るくらいなので観光客さんも足を運びやすいです。
以前の「韓屋カフェ(한옥카페)」から「가배도 남대문시장점(珈琲島 南大門市場店)」に変わりました。(2023.2.13現在) 珈琲島ってティラミスが有名なチェーン店ですね。 この記事は韓屋カフェ当時の写真や情報ですので、現在とは変更点がある点をご承知おきください。 (珈琲島をNavar mapで見る限り、内装もそう変わらず、このカフェの見どころの昔の写真などは残っているようで中の雰囲気はそんなに変わらなさそうです。)
◎外観は…
じゃじゃーん!!このようにレトロで素敵な外観です。
それもそのはず、建物が「大韓民国近代文化遺産」に指定されているのです。登録文化財662号です。
入り口には上のような案内板があります。
建てられたのはいつなのか正確には分かりませんが、史料等から推測して1910年代に建てられたと考えられます。
説明文も韓国語、英語、中国語、日本語表記されています。当時この一帯は韓屋商店街だったとのことです。
韓国語の方が説明が詳細なので、読める方はぜひ韓国語の方を読んでみてください!
下の写真を見てください。
屋根のあたりに注目してください。建物全体は洋風なのですが、屋根が韓国式の瓦屋根です。洋式と韓国式が融合した「韓洋折衷型建物」なんです。
当時の建築様式がよく分かり、また近代の都市韓屋の変化過程が分かる歴史的価値があることから、市民に公開されるようになったとのことです。
◎入り口は…
入り口には「トリップアドバイザー」推薦のシールが貼ってあります。店員さんも店内に入ると明るい声であいさつをしてくださいました。
聞いてみたところ、日本人のお客さんも休日によく来るそうです。
◎内装1Fは…
赤レンガで囲まれ、レトロであたたかい雰囲気です。各席にもドライフラワーが置いてあってかわいらしいです。
写ってはいませんが、写真の右側が注文カウンターです。正面には2階に上がる階段があります。
ご覧になると分かるように広くはないカフェですが、何だか落ち着きます。
飲み物を注文すると呼び出しベルを渡してくれます。飲み物が出てくるまで2階で待っていることも出来ます。
◎階段がこのカフェの醍醐味
なんとレトロな趣のある階段でしょう!
階段にはこのように、歴代のソウルの様子を写した写真が飾ってあります。昔の建物の中で、昔のソウルに思いを馳せながら、不思議でのんびりとした時間が過ごせます。
カフェのあちこちにこのように1910年代、1920年代、1950年代の南大門の周辺写真や1980年代の南大門の地図なども飾られており、南大門周辺の歴史のうつりかわりを感じることが出来ます。これらの貴重な史料を見られるだけでも来る価値があるのではないでしょうか?
◎内装2Fは…
2階には1階に無かった大きな縦型のテーブルがあります。1階とはまた少し違った雰囲気です。
また水や紙ナフキン、Wi-Fiのパスワードなども2階に置かれているので1階まで取りに行ったり聞きに行ったりする必要はなし!ただし帰る際には1階に使用したカップを返却してくださいね。(韓屋カフェ当時の情報)
見上げてみると屋根の裏側もとても素敵です。
窓際に座ってみました。コーヒーの味も満足です。
景色は南大門の現代の道路、反対側はすぐ裏にあるコートヤードマリオットホテルのフロントが見えてしまい、景色が良いとは言えませんでしたが…なにしろ内装が良いのでいいのでオールオッケーでは?
◎アクセスやカフェの周囲詳細
南大門路地下ショッピングセンターの1番出口から出て、たった徒歩3秒です!3秒!
4号線(水色の号線)のフェヒョン駅から行く場合は、2番出口から386メートル(徒歩6分)ほどです。
1、2号線(青と緑の号線)が通る市庁駅からも、2号線の8番出口から徒歩7分です。
カフェの出入口からは崇礼門(いわゆる南大門)が大きく見えます。崇拝門までも徒歩7分の距離です。
カフェ周囲には「コートヤードマリオットソウル」「フレイザープレイス南大門」「ホテルグレイスリーソウル」などのホテルがあります。
周囲のホテルに宿泊される際や、南大門に遊びに来た際には、ぜひこちらのカフェに足を運んでみてください。
◎営業時間など
「珈琲島 南大門市場店」 平日 8時~21時 土日 11時~21時 Wi-Fi あり コーヒー 4900ウォン チョコティラミス 8000ウォン など お土産にも良さそうな焼き菓子や、飴の量り売りもあるよう。 1階はこのような売り場にかわり、1階の席は無くなり、2階席のみのようです。
◎おわりに
いかがだったでしょうか。今回は一風変わった歴史を感じられるカフェの紹介でした。
歴史を感じに行くのもよし、ゆったりとした時間を過ごしに行くのもよし…な素敵なカフェです。広いとは言えませんが、カフェの雰囲気がとても暖かくリピありだなと思っています。以上そんあじがお送りしました。
↓忙しい中、休日はのんびりコーヒーでも飲んでのんびりいきましょう。
カフェインレスコーヒーも取り扱っています。
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