こんにちは、そんあじです。韓国で暮らし始めてちょうど1年半が経とうとしています。
だいぶ韓国での生活に慣れてきたとはいえ、まだ戸惑うこともたくさん…私の感じたいくつか紹介したいと思います。
こちらの記事を読んで韓国経験者さんは「あぁそうそう!分かるわ~!」韓国未経験者さんは「えー知らなかった!そうなんだ!」と共感・びっくりしてくれると嬉しいです。
◎電話かかってきた…誰…??
韓国にきて韓国の電話番号を持っている方は共感してくださると思いますが…
日本って知らない人からの電話は取らないようにしますし、知り合いだったとしても電話は極力避けてラインなどで連絡したり、電話するとしても「今、電話していい?」と確認したりしてから電話をしますが、韓国は「知らない番号からも容赦なく電話が掛かってきます!」
・友達や恋人、教授も…
電話に対する抵抗感が低いというか、電話することはラインやカカオトークより楽という感覚なのでしょうか。
あらかじめのアポイント無しで軽く電話をかけてきます。待ち合わせ前にも「今どこ?」恋人には「何してる?」教授は「今から研究室に来て~」などなど。
言われてみれば、韓国では地下鉄やバス、カフェや道を歩きながらでも通話している人がたくさんいますよね。
文字の連絡よりも、その場で答えが得られるところが良いという韓国の「パリパリ(早く早く!)文化」なのでしょうか…?
・ここが衝撃!
知り合いならよいのですが、知らない番号からも電話が掛かってきます!
誰かというと配達員さんから「宅配で家の近くまでたどりついてここの通りにいるんだけど、どの建物がわからないので案内して」だったり、
インターネットで中古本を注文した中古書店から「この本、ちょっと汚れがあるけれど本当に大丈夫ですか?」などなど…。
こういうことが多いので、韓国では知らない番号だから電話拒否!出ない!ということはあまり無いです。
※もちろん「フィッシング」と呼ばれる電話詐欺もありますし、電話番号を悪用する人もいないとは言い切れないので特に韓国語初心者さんは誰かいるときに折り返し電話してもらうなり、外国人だからとお願いして必要なら電話のメッセージで送ってもらうよう頼むなりしてもらうと良いと思います。
韓国は電話文化だからといって誰でも彼にも電話番号を教えることなく、個人情報取り扱いには気をつけてください。
◎宅配がすごい
日本でも宅配を利用することが増えてきました。しかし商品到着までに数日から1週間ほどかかる場合もありますよね。
・ここが衝撃!
韓国は何より商品到着が早すぎ!
有名な通販サイト「クーパ〇」ではロケット配送というサービスがあり、ロケット配送指定の商品であればなんと翌日に到着します!!
しかも到着したらすぐにSMSで到着の連絡が来ます。さらに自宅前に置きましたという証拠に、自分の家のドアと荷物の段ボールが一緒に写った写真も送ってくれます。
もちろんデメリットもあります。やはり大急ぎで宅配するためか、包装が雑だったり、中の商品が割れたり漏れている場合も多々あります…。もちろんプチプチの緩衝材でくるんでくれている場合もありますが、紙の箱なら少し潰れていたりもよくあります。一長一短ですね。
・食べ物のデリバリーもすごい!
韓国では食べ物の配達が活発なのは多くの方がご存じだと思います。
よく知られているのは「チキン」!これは定番です。他にもピザ、中華料理など…
その他にもびっくりするような食べ物も宅配可能です。
例えば、「刺身」「カフェの飲み物」「アイスクリーム」「かき氷(ピンス)」などこんなものまで配達してもらえます。
◎100円でもカード払い
韓国は日本のように頻繁に現金を使いません。
まずはカード!1000ウォンでも、1つの商品を買うだけでもカード決済が可能です。
韓国の人で現金や小銭で払っているのをあまり見ません。なので韓国旅行で現金が足りなくなってもそんなにすぐに慌てなくても大丈夫です!
他にはカカオペイなど。銀行口座から必要な分だけチャージして、ケータイを使って支払いします。
その他はペイコなどのアプリです。あらかじめアプリに登録していたカード情報を使って、ケータイに暗証番号を入力して支払い出来ます。これは出前アプリなどで支払するとき便利です。
・ここが衝撃!
しかし市場や屋台、あとは本当は良くないですが、洋服屋などで「現金なら割引」という場合も多いです。こないだは美容院でも現金ならお得と言われました。
なのでこのような場所に行くときには現金があると便利、必要です。
◎靴のサイズが240??
韓国は比較的安価に靴を購入できるので、お買い物する方もおられると思います。
サイズは国ごとに異なりますが、韓国では「ミリ」で表記します。例えば、日本では23.0(センチ)の方は、韓国では230(ミリ)と店員さんに伝えましょう!(観光地の靴屋さんは日本サイズで伝えても出してくれると思いますが…)
なんてことないことなのですが、私は韓国に来るまで知らなかったので靴屋さんに来て少しびっくりしました。
◎バスの時刻表がない…!??
日本ではバス停に行けば何時何分にバスが到着するのか、時刻表が貼ってありますよね。バスの運転手さんも早く着いたら時刻表の出発時間まで待って出発するなど時間調整をしながら運行しています。
韓国にはそのような時刻表は存在しません。つまり、バス停に行っても時刻表は貼ってありません。時刻表がないので、乗客が得られるのは「〇〇番のバスが何分後に到着するか」という情報だけです。
バスに乗りたいなら、とにかくバス停に行って待ちます。何分に到着、発車するかは決まっていないので、バス停の〇番のバス何分後に来るかという電子掲示板があるので、その時間まで待ちます。
つまり、バスに乗りたいときはバス停に行って待つか、地図アプリで検索して何分後に到着という情報(バス停の電子掲示板に表示されているのと同じ情報)が出るので、それに合わせて家を出るかです。
また、インターネットで、〇番のバスは平日は何分おきにバスが来て、休日は何分おきに来るのか(配車間隔)も確認できます。
配車間隔が短いバスの場合は、何も考えずにとにかく家を出てバス停で待っているのが楽です。
ソウル市内は配車間隔がかなり短く、特に都市や出退勤の時間には日本の地下鉄くらいの頻度でバスが来ます。
日本の時刻表の時間に間に合わせるために、いつも必死に走っていた私にとっては、韓国のスタイルが合っています。笑
ただし今はソウル市内から田舎に引っ越したので、田舎に住むとバス時刻表が無いのは厳しいです。これは愚痴ですが、私が住んでいる所が田舎でさらに始発停留所なので「何分後に到着」の情報すらないんです…
・そんあじのバスでの失敗談…
昔、まだ韓国語もあまり出来なかったころ、バスに乗るために、バス停に向かっていた時です。
バスについては昨日のうちに、ホテルの方に聞いてきたけれど、なんだかちょっと不安だったので、通りかかった韓国人に話しかけました。
「ここに行きたいのでこのバスに乗るのですが、何分に来ますか。」と聞いてみたのですが、返事は「そこのバス停で待っていて。待っていれば来るから。」と言われました。
当時の私は、バスの時刻表が無いことを知らなかったので、「待っていればいいじゃなくて、だから何分に来るんですか。」と聞くと「分からない。待っていればよい」とかたくなに時間を教えてくれないのです。
お礼を伝えましたが、当時は内心、「その手に持ったスマートフォンでバス停の時刻表検索してくれても良いじゃん…」と思っていたのですが…笑 当時のお兄さん、すみませんでした。
◎物価…高っ!!!
韓国は格安のイメージを抱いている方も多いですが、最近は物価がかなり上がっています。
数年前の旅行の時は激安だったので乗り回していたタクシーも、今は料金が値上がりしており、今はほとんど乗っていません。それでも日本よりは安いですが。
特に紙の加工品が日本よりかなり高いです。トイレットペーパー、生理用品などは日本の倍、3倍くらいします。
食料品も高いです。野菜や卵、コーヒー、おかゆなど。今韓国のサイトで調べてみましたが、卵は10個入りで約388円でした。日本は10個で100~160円くらいですよね。
カップラーメン、袋のラーメンは韓国の方が安いです。お菓子の価格は日本と同じか韓国が少し高いです。韓国の方が安いのは、服や靴、化粧品などでしょうか…
結論は「旅行に来るなら良いけど、暮らすとなるとお金がかかる」です。
旅行でお金を使うのは交通費や衣類、お土産のラーメンなどだと思うので安く済むイメージかもしれませんが、住むと食料品、生鮮食品、トイレットペーパーなども購入しなくてはならないので…
◎100円ショップ「ダ〇ソー」はいつも無敵!
留学生、ワーホリ、就職、移住…ともかく韓国在住でダイソーにお世話にならない方はいないのでは??(日本でもそうだろうけれど)
韓国にもダ〇ソーがあります!!ありがとう!!!
引っ越した時に必要な「とりあえず必要な、まず始めのセット」が一つの店舗で揃っちゃうんですもん…
シャンプーや収納のカゴ、石鹸、洗剤、食器、お菓子、レンジでチンするご飯やラーメン、お菓子、タオルなどなど。あちこちまわらなくてもここで揃います。もちろんデザインが可愛いものや質の良いものが欲しいなら他のところで買うべきかもですが「最低限の必需品セット」としては優秀です。
・ここが衝撃!
日本で並んでいる商品と同じものも多いですが、文房具や季節限定の商品などは韓国のオリジナル商品もあって可愛いです。今は春の桜関連の商品がいっぱいです。秋にはリスやキツネの茶色とオレンジを基調とした可愛いクッションなどもありました。
あとこれもこないだ見かけて可愛くて写真を撮りました。
他にもハングルが書いてある可愛い表紙のノートなどはおみやげにもなりそう。
価格は日本で同じものが100円だったのを見たのにここではちょっと高い…(輸入の関係だと思います)なんていう商品もありますが、基本は1000ウォンで安心です。
◎さいごに
どうでしたか?皆さんも知っているものが多かったでしょうか?カルチャーショックは時にストレスにもなりますが、それを楽しめるといいですね。
以上、そんあじがお送りしました。
↓今までありそうでなかったドリップバッグで淹れる日本茶。
ドリップパックといえばコーヒーが思い浮かびますが、ドリップバッグであることで葉がじっくりよく開くため、ティーバッグよりも美味しいそうです。
日本茶はやはり手に入りづらいので海外に行かれる方へのプレゼントにもいいと思います。かさばらないし!
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