こんにちは、そんあじです。今回は韓国でTOEIC を受けてみたので次に受ける方のためにも申し込み方法や、日本との違いなど書いてみたいと思います。
●日程
日本は毎月1回、午前と午後の部があるようです。
韓国は毎月2回、月の始めと末に2回あります。しかしほとんどが午前10時から始まる試験であり、午後スタートの回はあるにはありますが、多くはありません。
現在コロナなので日本では受験も抽選と聞きましたが韓国は抽選ではないです。
普通に簡単に予約できました(ソウルは混んでるのかも、私はソウルで受験してないので…)
予約もアクセス集中して入れない!なんてこともなく、受験受付開始の日でなくても意外と席が余っていて、追加募集している回もありました。
●受験料
日本は6,490円(税込)で一度入金したら返金不可です。
韓国は48,000원 (付加税 10% 含む)です。
これでも最近、2021.5月?ごろに値上がりしました。値上がり前は44,500원でした。
返金可能です。私も実際に申し込む日程を間違えて、その日のうちにキャンセルしたことがあります。
・持ち物など
日本は試験に2週間前に受験票が郵送されてくるようです。
韓国は受験票はありません。インターネットからダウンロードして印刷する必要もありません。
会員登録情報のメールアドレスからメールで、さらに電話番号が分かるからかカカオトークからも受験番号や試験場、時間、予約できました、などの連絡が来ます。
なんとご丁寧に当日の朝にもカカオトークで受験番号や会場等の情報を再送してくれます。この当日の連絡で会場内の教室の部屋番号や座席番号が初めて送られてきて確認できます。
・当日
決められた時間まで入場します。入り口の張り紙を見て、「自分は203号室で〇番の席だ」、と確認もしません。先ほど書いたようにカカオトークに送られているので。
今はコロナなので入場前にTOPIK(韓国語能力試験)の時のように長蛇の列で並んで入場…と思っていましたが、そんなこともなくすんなり入場しました。
教室につくと入り口に席番号とそれがどこの席なのか貼ってあるので確認して着席します。
試験官は廊下に1人待機していました。着席して時間まではトイレに行ったり勉強したり…
私の会場は公立高校だったのですが、トイレットペーパーがトイレの入り口のみ置いてあり、個室に入る前に各自必要な分のトイレットペーパーをちぎって持って行くタイプだったのでびっくりしました。(個室にペーパーが無いということです!)
・いざスタート!
時間になると試験管の先生が入ってきてアナウンスで様々な注意事項を聞きます。すべて韓国語です。
さらに、ケータイや電子機器は電源を切ってかばんに入れるだけでなく、先生が配ったお名前シールに受験番号を書いて自分のケータイに貼り付け、先生が持ってきた袋に提出しないといけません。イヤフォンも忘れずに出してください。
※なのでケータイ、iPad、イヤフォン、その他いろいろ…と電子機器をむやみにたくさん持って行かない方がよさそうです。
もしケータイが鳴った場合やかばんにあった場合、退場、成績取り消し、その他様々な処置があります。
なので電源オフは確実に!そういうところで「これも切ったかな、あれも切ったかな…」と焦りたくないので、持って行く電子機器は最低限がよさそうです。
・さっそく問題発生!
最初は受験番号や名前などをマークシートにマークします。が、ここで問題発生。なんと名前の欄が足りなさすぎる。笑
韓国人の名前は大抵多くて4文字なので、マスも4マスしかなくて日本人の名前は当然マークしきれない。
先生に聞くと「韓国の名前はないですか?」はあ、無いです。
もし韓国名がある方も、おそらくここで韓国名を書くと成績表にもその韓国名で印刷されて発行されてしまう可能性もあるので事前によく確認を!
現場の試験官も私の名前が書けないことですらおたおたしていたので、そのようなことは現場の先生には分からない可能性も高いので事前に事務所などに問い合わせると良いと思います。
結局私は名前の欄は空欄で!と言われましたが、同じ日の試験で他の会場では別の指示をされたという話を日本人のTwitterのフォロワーさんから聞きました。
さらに名前はアルファベットで塗りつぶすのでなくて、ハングルで塗りつぶし。
・私は不正をしません???!
このように名前や受験番号等の基本情報を書く過程で、解答用紙の下の方に「不正をしないことを約束します」的な韓国語の文章を、丸々すぐ下の空欄にそっくりそのまま韓国語で書き写して、さらにサインをするという欄がありました。
日本にはない気がします。
・韓国語力も必要かも
試験についての自動アナウンスや、ケータイ出して!休憩は何時までね、などの先生からの指示もすべて韓国語。
さらに「不正をしません」というサインもハングルで書き写すので、ハングルが書けない方はその文章を見よう見まねで丸々写すのも負担になるかもしれません。
また、外国人ということでそもそも名前欄にすら名前が書けないので、それもどうするか試験官に聞かないといけません。(さっきも言ったように会場によって名前欄をどうするのか指示が違うようです)
予約ですが、韓国ネイバーで토익と検索します。私はYBNという大手語学学校のサイトに会員登録してそこからネットで申し込みしました。これももちろん日本語が無いので韓国語で会員登録等します。
まったく韓国語が出来ないとなると少し大変かも。
また先生の指示が分からなくてケータイをかばんに入れていた!など、意図していないのにカンニングと見なされると大変なので、分からなければ必ず試験官に聞いてくださいね。
・コロナ対策
アルコールの設置などはあるものの、席の配置や間隔はコロナ前の高校や中学校の時のよう。
教室内のスピーカーでリスニングするので席が離れると不都合だからでしょうか…
あと、リスニングの際にはその間中、窓と校舎側の窓とドアも完全に閉められました。騒音対策なのでしょうが密室なので別の意味で恐怖…。(受験番号書いたり先生の説明の間などは換気していました)
風が入らず暑かったり、さらに夏は逆に締め切られてエアコンで寒いとなるかもなので調節できる服がよさそうです。
会場によって違うかもですが、リスニングの最中は完全なる密室になる可能性は覚悟して受験申込して、それでも行く方はマスクなど気を付けてください。
・成績表
試験の受験申込する際に成績表はオンライン発行か郵送か選択します。オンラインなら成績発表時に即日ネットで確認できます。なんと朝の6時から確認可能。
様式も日本の成績表と何か所か違う箇所もありますね。
こちらが日本の成績表サンプルです。
こちらが韓国成績表サンプルです。
・頑張りましょう
韓国に居ながら英語の試験も挑戦するのはすごいことです。ぜひお互い頑張りましょう。
大手語学塾のYBMに通った記事もぜひご覧ください。
以上そんあじでした。
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