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【韓国学中央研究院大学院】韓国大学院の授業

韓国留学

 こんにちは、そんあじです。韓国で大学院に通いたいなと思う方が増えている印象ですので授業のことを書いてみます。また学部や学校、教授によって授業の進行はかなり異なりますので一例として参考にしてください。

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予習

 授業までに読む論文や本を指定されるので、それを読んでいくこと。一つの授業で来週の授業までに韓国語の論文2本と英語の論文2本くらい?容赦なく読める前提で英語の論文も指定してくる教授もいます。授業はそれ1つのみ受けているわけでないのに…と思っていました。

 読むだけで終わりでなく、内容から自分はどの点を問題と考えたのか、また日本で同じケースにはどのように対応しているのか、など授業で討論になった際に発言するネタも多少集めます。

 論文を指定されない授業の場合も、次の授業で発表する学生のレポートをあらかじめ目を通して、質問したいこと、反論したい部分、そのテーマに沿って発言したいネタ集めをしておきます。

授業本番

 その日に自分の発表がある場合は教室にいつもより早めに行って、先生のお茶かコーヒーを準備、プロジェクターがすぐ使えるように画面を下ろしたり、教室用パソコンをオンにしたりします。

 発表でない場合は自分のパソコンを立ち上げて授業開始を待ちます。

 私の大学院の場合は、大学の頃のように教授の話を一方的に聞く授業は一つもありませんでした。全部討論がメインでした。そのため話すネタを考えていないと発言することが何もない…となりました。特に留学生ですので「日本ではどうなの?」とまるで私が日本代表かのように発言を求められることも多々ありました。授業にいる同じ学科の日本人が私一人のため、まさに私が日本代表でした笑

多いため、同じ授業に2,3人集まる中国人の学生たちは「中国はどう?」と聞かれた際には、中国語で簡単に打ち合わせ?「~だよね?」と互いに相談・確認しあって、韓国語で全体に発言したりすることが可能だったので、うらやましくもありました。 日本人一人では相談する相手がいない笑

授業当日の流れ

 私が一番参加した教授の授業は学生たちがレポート作成と、問題提起を考えてきてそのテーマで討論する形式でした。

 まず本日の発表担当の学生が自分の書いたレポートを発表します。時には動画や写真をパワポで提示したり、参考に観てほしい動画を流したりします。

 聞き終わると発表者自身が調べながら感じた、みんなはどう思うか聞きたいこと、賛否を問いたいこと、おかしいと思った点、掘り下げたいと思った点を発表します。

 そうすると先生が言いたいことや付け加えて解説したいことをざっと説明してくださいます。論文を読んでくるように指定されるタイプの授業であればここから始まるイメージ。

 そのあとは自由に討論です。

テスト?

 基本的に毎回これの繰り返しでテストの時期になるとまた違います。私の場合はテストでなく、指定されたテーマで発表用のレポートとは別にレポートを書いて提出する場合が多かったです。テーマはあらかじめシラバスで発表されていたりと、分かる時もあるので、ちびちび書くネタをあつめたり書き始めておきます。

先輩からの助言…

 一応大学院を修了した先輩として助言を…

「課題や宿題は分かり次第、すぐやれ!!!!!!!」

ほんとこれ…あとからやろうと思うと、あとには別の授業の課題が出されて詰みます。

 完璧に課題をこなす計画や予定を立てていても、大学院って大学より急に教授から呼び出されて何か個人的に頼まれたり、急に学会に参加するよう言われたり、学会誌の手伝いを言いつけられたり、人脈作りのために教授が別の教授に会うのについて行ったり、外部の方から授業してみない?と良い機会をいただいたり…なぜか分からないが急に忙しくなることがあります。あとであとで…の夏休みの宿題を最終日にやるタイプの人は意識して早めにやった方が良いと思います。笑

「移動時間に論文読むなら行きに読め!!!!笑」 

あと遊びに行く日も移動時間を論文読むのに使ってもよいかも。論文印刷してペン1本だけカバンに入れておけばメモしながら読めます。ipadとかでも良いですね。

 行きはお出かけのことでルンルンで論文読む気にならないのも分かりますが、悪いことは言わない、行きに読んでおきなさい……

 帰りは行きより疲れなどでもっと読みたくなくなるんです…ウトウトしたりもして読むどころではない……

まとめ

 大学院って授業のみでなく自分の論文のことも多少は進めていかないといけないのでたまに爆発しそうですが、学期の合間の休暇は最高ですよ。なので頑張ってください!以上、そんあじでした。



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