こんにちは、そんあじです。今回はTOPIK(韓国語能力試験)6級を取得した際のリスニングの勉強方法について紹介します。TOPIKの勉強だけで韓国語が話せる、聞けるようになるとは言えませんが、勉強方法に困って「何からどう手をつけてよいやら…」という方の参考になればと思います。
・世の中には2種類の人が存在する
世の中の語学勉強の際には、2種類のタイプの人が存在すると思っています。
1つ目は「耳で聞くほうが理解できる人」、もう1つは「目で見る方が理解できる人」。
よく日本語が上手な韓国の方が、「ドラマを観ていたら日本語が自然とできるようになった」という方がいますが、これは嘘だとは思いません。
しかしこれが可能なのは、前者の「耳で情報処理をする方が得意な方」限定の勉強方法だと思います。私のように耳から聞いて理解するのが苦手なタイプは、ドラマを観まくってもそのタイプの人と同じように上達するとは思えません。今から紹介するのは私のように「見る方が身につく」タイプの方に良い勉強法だと思います。
・TOPIK用の参考書を用意する
TOPIKという試験の対策なので、まずは本屋やネットで販売されている参考書や過去問を購入してください。過去問と答えだけならサイトからダウンロードが可能だったと思いますが、勉強のためにはリスニングで読まれた文章の原稿、いわゆるスクリプトが必要です。
・まずは解く
問題集としてだけ毎日1問ずつ過去問を使ってしまってはもったいないので、まとまった時間が取れる日に、まずは試験のように解説など見ずに本番通り一気に解きます。
1問ずつ解けばできるものも、一気に本番通りやることで疲れて集中力が落ちてしまう人もいれば、耳が慣れて聞き取れて後半に調子が出てくる人もいると思います。
・重要なのは答え合わせと復習
もうすでに1回解いたけれど、改めて1問ずつ聴いていきます。
特に困ることなく今回も全部の文章が聞き取れるし、正解している問題は、さっと答えとスクリプトを見て「やっぱりこう言っていたね」と確認する程度でよいと思います。
・聞き取れないのは発音のせいか?語彙力のせいか?
聞き取れなかった場合、すぐに答えのページを開いてスクリプトを見てしまわないで、もう一度聞きます。聞き取れない部分はきまった文章や一部分だと思うので、何回もそこだけ巻き戻して聞いてみます。特にその部分の一文章だけ聞き取って書き出してみると、どの単語やどの部分だけ自分が聞き取れていないのかはっきりします。
何回巻き戻して聞いても、どうしても聞き取れない場合はスクリプト(読み上げられた原稿)を見ます。
それは「知っている単語ですか?」→はい、なら自分が思っていた単語の発音と実際の発音の認識がずれていたということです。特に連音化などで思ってもいなかった発音になっている場合もあるので覚えてしまいましょう。
→いいえ、ならその単語をメモして暗記しましょう。幼い子が知らない言葉は正しく発音やリピートできないのと同じで、知らない単語が多いのはリスニングにもスピーキングにも支障をきたします。
・聞き取れなかった部分だけ徹底的に練習
聞き取れない一文章を徹底的に練習します。音声を流して、それに続いてや被せて、まずは原稿を見ながら読みます。他の部分は音声に合わせて話せるのに、さっき聞き取れなかった一文だけ明らかに口が追い付かなくてつまづくのが分かりますか?
口が追い付かない=しっかりと聞き取れていないということです。よく話せないものは聞き取れないといいますよね。特定の文章なので巻き戻して口が追いつくまでブツブツと呟いて練習します。
・原稿を見ないで練習
原稿を見ながらなら口が追いつくようになったら次の段階です。今度は原稿を見ないで音声を聞いて、聞いた音声を発音していきます。
聞こえてきたものを、そのまま話すという感じです。ここでまだ自分が追いついていない感じ、機械的に音声を追っているだけで文章の意味が理解できていない!と感じたら1個前のステップに戻ってやり直してください。
・間違えた問題は覚えちゃうくらい
ここまでで何十回は同じ問題を読んでいるので、その原稿を自然と覚えてしまいましたよね?
原稿を覚えてしまうくらい、間違えた問題は復習するのがコツだと思います。何の問題もなく解けた問題には、ほぼ時間をかけず、間違えたり、間違えてなくても聞き取れない文章があった問題に徹底的に時間をかけましょう。
・頑張って!
今回は私の個人的な勉強方法でした。合う方は実践してみて、合わない方は自分で試行錯誤して頑張ってください!こんな勉強法もあったよ!ということがあればコメント欄などで教えてください。
また記事内容のリクエストありましたらコメント欄や問い合わせ欄から教えてください!
以上、そんあじでした。
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